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ミュージアム開館から苦節??10年 [思考漂流]

浅間縄文ミュージアムが2003年に開館して、今年で10年が過ぎた。

「博物館を創る」という作業は、実に楽しい作業でもあったのだが、困難の連続でもあった。
まず、住民の合意が得られなかった。
アンケートをとっても博物館が欲しいという住民はゼロだったし、
「無用の箱モノ」という批判も根強かった。

展示のメインである中期縄文土器「焼町土器」の国重要文化財指定なしには、保存と活用というその絶対的存在理由が成り立たなかったものと考えられる。

どのように展示設計を行い、工事を実施するのか、企画展をどのようにプランニングするのか、体験学習をどのように広めてゆくか、良好な経営状態はどのように保てるのか、悩ましい日々で、開館の前後2年はノイローゼ(鬱)になりそうな精神状態だった。

「苦節10年」<ナミダ・・・ナミダ>、なんとか来館者数を年間3万人に持ち上げた。
年間10数万人の観光客数の町なので、3万という数字はどうにか寄与していると考える。
また、別の側面である学術的機能も、シンポジウムなどを通じ、なんとか維持できているのだろうか?

思えば走り続けた日々だったが、
でも、ミュージアムは、私にとって夢を与えてくれた装置、「大人のオモチャ箱」でもある。
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山のジコボウ

博物館や資料館などは公共の建物とは言っても採算性ばかりを前面に出すべきものではありませんが、経営的には大変ご苦労されたことと思います。
by 山のジコボウ (2013-11-10 21:50) 

八ケ岳

そうですね。でも現実は、いくら収入があったと聞かれるばかりで、キツイところです。
そういえばこちらの方言でリコボウ(ジコボウ)=ヌメリイグチは、みんなが好きな山のキノコですが、放射能の影響で、近年、山菜は採取禁止です。
by 八ケ岳 (2013-11-11 11:19) 

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