「角を持つヴィーナス(ローセルのヴィーナス)に刻まれた世界」 [講演会]
国立西洋美術館ボルドー展 講演会があります。
講師:赤澤威(国際日本文化研究センター名誉教授)先生
演題: 「角を持つヴィーナス(ローセルのヴィーナス)に刻まれた世界 :作者クロマニョンの見たヨーロッパ」
会場:国立西洋美術館講堂定員当日先着140名
(聴講無料。ただし、聴講券と本展の観覧券が必要)内容等
日時:9月5日(土)14:00~15:30
参加方法:当日12:00より、館内インフォメーションにて本展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。
会場へは、開演の30分前からご入場いただけます。
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2015bordeaux.html
講師:赤澤威(国際日本文化研究センター名誉教授)先生
演題: 「角を持つヴィーナス(ローセルのヴィーナス)に刻まれた世界 :作者クロマニョンの見たヨーロッパ」
会場:国立西洋美術館講堂定員当日先着140名
(聴講無料。ただし、聴講券と本展の観覧券が必要)内容等
日時:9月5日(土)14:00~15:30
参加方法:当日12:00より、館内インフォメーションにて本展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。
会場へは、開演の30分前からご入場いただけます。
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2015bordeaux.html
天狗岩岩陰遺跡発掘調査 現地説明会 [遺跡]
現在、長野県小海町の天狗岩岩陰遺跡が、総合研究大学院大学・首都大学東京の合同チームによって発掘調査が行われています。
今は、弥生の文化層を調査中で石斧・石鏃・動物遺体・箱清水式土器などが出土しています。
一昨年は、縄文晩期の腰飾りなどの製品も出土しました。
下記の日程で現地説明会が開催されますので、どうぞお越しください。
日時:8月23日(日) 午後2時~3時まで (雨天決行)
場所:長野県南佐久郡小海町 塩の平バス停前
http://buste.in/search/bus/?id1=n3978&id2=20
「第四紀の氷期・間氷期の謎を追って」 [講演会]
日本第四紀学会学術賞受賞者講演会
演者:2014年学術賞受賞 阿部彩子氏(東京大学大気海洋研究所)
「第四紀の氷期・間氷期の謎を追って」
(受賞件名: 氷期・間氷期サイクルと古気候モデリングに関する一連の研究)
日時:8月29日(土) 16時30分~17時15分
場所:日本第四紀学会2015年大会会場 早稲田大学早稲田キャンパス14号館102教室
一般公開講演.入場無料.申し込み不要 2015年大会参加者以外や非会員の方でも参
加できます お問い合わせ先:jaqua_event@gmail.com
演者:2014年学術賞受賞 阿部彩子氏(東京大学大気海洋研究所)
「第四紀の氷期・間氷期の謎を追って」
(受賞件名: 氷期・間氷期サイクルと古気候モデリングに関する一連の研究)
日時:8月29日(土) 16時30分~17時15分
場所:日本第四紀学会2015年大会会場 早稲田大学早稲田キャンパス14号館102教室
一般公開講演.入場無料.申し込み不要 2015年大会参加者以外や非会員の方でも参
加できます お問い合わせ先:jaqua_event@gmail.com
センチメンタルな夏の終わり [思考漂流]
長野では盆が終わる頃から、夜涼しい風が吹き出す。
夜は、もう一枚掛けないと眠れなくなる。
8月18日からは、小中学校もスタートする。
東京のように9月いっぱいが夏休みではない。
帰省した家族も都会に戻っていく。
センチメンタルな夏の終わりである。
夜は、もう一枚掛けないと眠れなくなる。
8月18日からは、小中学校もスタートする。
東京のように9月いっぱいが夏休みではない。
帰省した家族も都会に戻っていく。
センチメンタルな夏の終わりである。
人猿同祖ナリ・坪井正五郎の真実: コロボックル論とは何であったか [図書]
三上徹也さんの新刊が刊行となりました。
『人猿同祖ナリ・坪井正五郎の真実: コロボックル論とは何であったか』
「日本人はどこから来たのか」の厚い壁に挑んだ最初の人類学者、坪井正五郎。我が国人民は天孫民族であるを誇りに、明治の近代化が始まった時、大森貝塚も発見された。しかしここには食人痕跡ある人骨も発見されて、ではこの野蛮人種は一体誰かと、学界・国民沸き立った。多くがアイヌ説を唱える中で、日本人類学の父・坪井正五郎は、アイヌの伝説に登場する「コロボックル」と導いた。大きな批判の嵐の中、神話歴史と闘った坪井の真意は・・・。
三上さん、高校の先生でお忙しいのに、ホントよく書かれますね。
単行本: 389ページ 出版社: 六一書房 http://www.book61.co.jp/book.php/N54284
3996円(税込) 発売日: 2015/7/31
目次
【目次】
はじめに ― 本稿の目的に替えて ―
第一章 日本人類学の立ち上げ
第一節 人類学を志す
一 生い立ち
二 人類学会を立ち上げる
第二節 モースの、そして進化論の影響
一 モースに対する坪井の真意
二 進化論への強い傾倒
第三節 坪井正五郎に影響を与えた二人
一 箕作佳吉
二 三宅米吉
第二章 コロボックル論争前夜
第一節 モースの大森貝塚調査と、導かれた人種観
一 大森貝塚の調査と報告書
二 モースの人種観
三 坪井と白井のモースに対する認識の違い
四 コロボックル人種への関心
第二節 三宅米吉の『日本史学提要』の意義
一 驚愕の内容
二 現代的な評価と知られざる一面
第三章 横穴論とその論争
第一節 論争の経過
第二節 土蜘蛛は日本人種なり
一 土蜘蛛への世間の関心
二 坪井の土蜘蛛論
三 シーボルトの影響
第四章 コロボックル論とその論争
第一節 狭義のコロボックル論 ―対人物論争とその意義 ―
一 白井光太郎と(国体史観と欧米科学史観の対立)
二 小金井良精と(形質人類学と総合人類学の対立)
三 濱田耕作と(型式学的方法の萌芽をめぐる)
第二節 広義のコロボックル論 ― 坪井人種論の変遷 ―
一 コロボックル人種に関する認識とその変化
二 日本人種について
三 「人猿同祖ナリ」 ― 坪井の人種観 ―
第五章 日本石器時代に「ない」とされた二つへの挑戦
第一節 竪穴住居存否問題
一 本州に竪穴住居はないのか
二 ならば杭上住居の可能性
第二節 日本列島旧石器存否問題
一 旧石器時代の認識と否定
二 鳥居龍蔵の人気と年代観
三 坪井の考え
第三節 信州諏訪湖底曽根遺跡との遭遇とその意味
一 曽根遺跡の発見と曽根論争
二 坪井にとっての曽根の意義
第四節 坪井の本音
一 曽根への飽くなき坪井の想い
二 信念と心残りの無念の死
第六章 坪井の真実
第一節 坪井の事情
一 帝国主義に迎合したのか
二 本音を言えない坪井の事情
第二節 真実を求めた坪井とその後
一 よく似る三宅と坪井
二 坪井の死
三 坪井の種
四 コロボックル論とは何であったか
『人猿同祖ナリ・坪井正五郎の真実: コロボックル論とは何であったか』
「日本人はどこから来たのか」の厚い壁に挑んだ最初の人類学者、坪井正五郎。我が国人民は天孫民族であるを誇りに、明治の近代化が始まった時、大森貝塚も発見された。しかしここには食人痕跡ある人骨も発見されて、ではこの野蛮人種は一体誰かと、学界・国民沸き立った。多くがアイヌ説を唱える中で、日本人類学の父・坪井正五郎は、アイヌの伝説に登場する「コロボックル」と導いた。大きな批判の嵐の中、神話歴史と闘った坪井の真意は・・・。
三上さん、高校の先生でお忙しいのに、ホントよく書かれますね。
単行本: 389ページ 出版社: 六一書房 http://www.book61.co.jp/book.php/N54284
3996円(税込) 発売日: 2015/7/31
目次
【目次】
はじめに ― 本稿の目的に替えて ―
第一章 日本人類学の立ち上げ
第一節 人類学を志す
一 生い立ち
二 人類学会を立ち上げる
第二節 モースの、そして進化論の影響
一 モースに対する坪井の真意
二 進化論への強い傾倒
第三節 坪井正五郎に影響を与えた二人
一 箕作佳吉
二 三宅米吉
第二章 コロボックル論争前夜
第一節 モースの大森貝塚調査と、導かれた人種観
一 大森貝塚の調査と報告書
二 モースの人種観
三 坪井と白井のモースに対する認識の違い
四 コロボックル人種への関心
第二節 三宅米吉の『日本史学提要』の意義
一 驚愕の内容
二 現代的な評価と知られざる一面
第三章 横穴論とその論争
第一節 論争の経過
第二節 土蜘蛛は日本人種なり
一 土蜘蛛への世間の関心
二 坪井の土蜘蛛論
三 シーボルトの影響
第四章 コロボックル論とその論争
第一節 狭義のコロボックル論 ―対人物論争とその意義 ―
一 白井光太郎と(国体史観と欧米科学史観の対立)
二 小金井良精と(形質人類学と総合人類学の対立)
三 濱田耕作と(型式学的方法の萌芽をめぐる)
第二節 広義のコロボックル論 ― 坪井人種論の変遷 ―
一 コロボックル人種に関する認識とその変化
二 日本人種について
三 「人猿同祖ナリ」 ― 坪井の人種観 ―
第五章 日本石器時代に「ない」とされた二つへの挑戦
第一節 竪穴住居存否問題
一 本州に竪穴住居はないのか
二 ならば杭上住居の可能性
第二節 日本列島旧石器存否問題
一 旧石器時代の認識と否定
二 鳥居龍蔵の人気と年代観
三 坪井の考え
第三節 信州諏訪湖底曽根遺跡との遭遇とその意味
一 曽根遺跡の発見と曽根論争
二 坪井にとっての曽根の意義
第四節 坪井の本音
一 曽根への飽くなき坪井の想い
二 信念と心残りの無念の死
第六章 坪井の真実
第一節 坪井の事情
一 帝国主義に迎合したのか
二 本音を言えない坪井の事情
第二節 真実を求めた坪井とその後
一 よく似る三宅と坪井
二 坪井の死
三 坪井の種
四 コロボックル論とは何であったか