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Quaternary International 日本特集号 オープンアクセス [研究]

国際第四紀学連合第19回大会を機に準備してきましたQuaternary International (QI) からの特集号が 2016年3月に出版になりました.投稿して頂いた皆様,また査読などでご協力頂いた皆様に厚く御礼申し上げます.48本の論文からなる特集号は,現在 QI 誌のホームページから1年間限定でオープンアクセスになっています.この期間は自由にダウンロードが可能です.
ぜひ,どうぞ!

Quaternary International, volume 397, pp. 1-588. Japanese Quaternary Studies, Edited by Y. Saito, K. Okumura, T. Suzuki, Y. Yokoyama and M. Izuho

 http://www.sciencedirect.com/science/journal/10406182/397

日本列島への人類最古の大航海に挑む科学的プロジェクトに熱いご支援を! [研究]

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日本列島に現生人類はどのようにやってきたか?
この重要かつ根源的な疑問を解明する科学的プロジェクトが進行中!
実現までのご支援(クラウドファンディング)の期限【4/12】が目前になりました。
この壮大な計画を進めているのは、国立科学博物館の海部陽介さんらのチームです。
ぜひ皆様、熱いご支援をお願いいたします!

八ヶ岳旧石器研究グループ 堤  隆

■ プロジェクトの概要
祖先たちの大航海を再現する夢のプロジェクトの支援者(フォロワー)を募集しています(4月12日締切り)。

3万年前頃の琉球列島に存在したと考えられる、祖先たちの大航海。大陸から海へ乗り出し、無人の小さな島々へと移り住んだ彼らは、果たしてどのような技術と心を持っていたのでしょうか? 様々な分野の研究と壮大な航海実験を組み合わせ、過去の事実について、遺跡調査だけではわからないことも知ろうとするのが、「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」です。2年計画のプロジェクトの詳細については、ウェブサイトとその中の動画をご覧頂ければ幸いです:
https://readyfor.jp/projects/koukai

このプロジェクトの資金は、インターネットを利用したクラウドファンディングで募集しています。3月22日現在、394名の方々から、総額1277万円のご支援を表明頂きました。残りの20日間でさらに723万円以上のご支援を頂き、目標額の2000万円を達成すれば、晴れてプロジェクトをスタートできます。そうなったら何が起こるのか、主催者の想いを綴らせてください。

1)日本発の新知見を発信
日本列島周辺では対馬海峡、伊豆諸島に加えて今回の琉球列島と、少なくとも3箇所で3万年前クラスの渡海があったことが明らかです。本プロジェクトは、この重要な事実を世界にアピールし、人類の海洋進出史について新知見を提供できます。旧石器時代をターゲットにしたこれだけ組織的な実験航海プロジェクトは、世界でも初めてです。

2)研究することの楽しさや意義を共有
支援者の皆さまには、プロジェクトの進捗状況をメールニュース等で発信します。つまり皆さまにはプロジェクトの「フォロワー」として、私たちが進める太古の大航海の謎解きにご参加頂きたいのです。琉球の大航海の謎はあまりに面白いので、研究者だけでなく、もっと多くの皆さまと、その楽しさを共有できることが私たちの願いです。

3)広がりのあるプロジェクト
支援者から寄せられた応援コメントで最も多いのが、「夢があってワクワクする」というもの。これは私たちの期待通りですが、支援者の中で女性が一定数を占めており、お子さんのファンもいるのは期待以上でした。海への挑戦という祖先たちのチャレンジがあり、そのおかげで今の私たちがここにいるという事実は、きっと多くの方々にインパクトを与えるでしょう。このように過去を知ることの意味、そしてもっと探ることの意義を、これまでよりも広い範囲の方々に知って頂く機会になると信じています。

4)その他
学術的には南方旧石器文化の研究の活性化、一般的には挑戦することの大切さ・新技術を生むことの意義、社会的には台湾との交流・離島の活性化など、様々な波及効果を生む可能性があるのが、3万年前の航海徹底再現プロジェクトです。

皆さまへのお願い:
私たちは2000万円の目標達成もさることながら、約1000名の支援者が現われて、この新たな試みが世間から支持されることを期待しております。この試みが成功すれば世間から「支持された」という実績となり、さらに別の面白いプロジェクトが生まれるかもしれません。

◆研究者の皆さま、ぜひ支援者として、この“研究運営上の実験”を見届けて頂きたいと存じます。そしてぜひ議論にも加わって、内容充実にお力をお貸し下さい。
◆全ての皆さま、こんなプロジェクトの楽しさを、ぜひ支援者として享受して下さい。

どなたでも、下記サイトから簡単な手続きでご支援頂けます。ご支援に対しては、コース別に様々なリターン(お返し)をご用意しております。コースは5千円からですが、会員となって最新情報を受けられるのは15000円以上のコースとなります。募集締切りは4月12日です。
https://readyfor.jp/projects/koukai


大工原豊さん 第14回尖石縄文文化賞! [研究]

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第14回尖石縄文文化賞が大工原豊さんに贈られた。

以下が受賞理由である。

大工原氏の研究は、精緻かつ着実な観察力で縄文石器を体系的、総合的に追求するものである。その手法は、これまでの研究の歴史をふまえたうえで、石器が有するさまざまな情報を実証的に分析し、石器のかたち、石器の機能・用途、石器に使われた石材、石器製作技術、さらには土器型式への帰属率などの研究を深め、縄文社会の総合的理解に努めようとするものである。これらの成果は新たに縄文石器研究を牽引し、縄文文化解明の新地平を拓くものとして高く評価できる。
大工原氏は、さらに緻密な石器研究に立脚して縄文時代の社会構造の解明を目指している。このことは、縄文人の行動や社会生活を明らかにしようとした宮坂英弌の研究・業績を顕彰する宮坂英弌記念尖石縄文文化賞の趣旨に沿うものであり、まことにふさわしい受賞者である。

おめでとうございます。

エル・カスティージョ洞窟の壁画(Youtube) [研究]

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テクネ深沢武雄さんが、エル・カスティージョ洞窟の壁画のビデオYoutubeにアップしました。

40800年前のウラン・トリウム年代の出ている赤い丸記号も出てきます。
はたしてネアンデルタールの作画か??

ごらんくださいね。 http://youtu.be/7NTQxKHHua8





韓国 細石刃石器群予備調査 [研究]

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韓国の細石刃石器群の予備調査に、7月12-15日の4日間で行ってきた。

釜山―慶州―大田―扶余―近海市などを、弥生研究者の小山岳夫さんと回った。

14年ぶりの韓国だった。
慶州では張龍俊博士と1年ぶりに会った。張さん、ありがとう!

写真は扶余国立博物館で見た大田老隠洞遺跡のクサビ形の細石刃石核。

大学等所属以外の考古学研究者にも科学研究費を [研究]

本日の朝日新聞の朝刊に、宮代栄一さんの書いた科研費の記事が出た。

八ケ岳のインタビューも載っている。
http://digital.asahi.com/20120209/pages/life.html

いわゆる地方自治体所属の行政内研究者のほとんどが、文科省の認定する研究機関に所属することにならないため、科研費を取得するための研究者番号をもたないのだ。

幸運にも私は、明治大学に所属したため研究者番号があって、
今年度より4年間の科学研究費(基盤研究C)をいただけた。
約1/3の科研採択率の状況をくぐり抜けたのだ。
しかし、これまで自分で資金を工面して発掘をしたり、研究書を刊行したりと、
金策はほんとうに大変だった。

その一方で、膨大な研究費を取得したものの、使い道に困る研究者の風評も耳にする。
もうすこし科研の窓口を広くして地域研究者もに行き渡らせてもらえないものだろうか?

ときどき ドキ実測 [研究]

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現在、週二日、夜3時間程度、土師器の実測をやっている。

南相木村誌で、平安時代の執筆を担当しているためだ。
平安時代の住居4軒の発掘調査報告をまず作り、
それから村誌の平安の記述に向かう。

1000mの標高のムラに暮らした平安人の生業とは、いかなるものだったのか。
多角的に追ってみたいと思う。

科学研究費内示 [研究]

科学研究費(文科省)の採択の内示が、大学を通じて届いた。

申請は、基盤C(500万上限コース)で、テーマは以下。
■日本列島における細石刃石器群の成立とそのイノベーション (2011-2014年度)

申請書作りに四苦八苦し、大学事務室にブラッシュアップしてもらい、ヘトヘトで出だしただけに、採択はうれしかった。採択率は1/4程度と聞く。

今まで文科省の「奨励研究B」や、長野県の科学研究費は何度かもらったことがあるが、基盤Cクラスの金額のものは初めて。

マイクロに捧げた命(大げさか?)、4年間で有効に活用したい。